天文時計と夕焼け

 鳥取県の砂の美術館では、「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編〜盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて〜」(会期:2020.7.11~2022.1.3)という展示が行われています。

 世界トップクラスの砂像彫刻家の作品が、多数見られます。その中に、天文時計をモチーフにした作品がありました。

 プラハの天文時計は1410年に製作され、「プラハのオルロイ」とも呼ばれています。時計の文字盤には、天動説に基づく太陽系が表現されています。完成以来、何度も修復や修理を繰り返しましたが、1945年にナチスドイツによる攻撃で破壊されました。戦後修復がなされ、1979年には現在の形に復元されたそうです。

 チェコは、ティコ・ブラーエ、ケプラーとも深い繋がりがありました。また、占星術(ケプラーも取り組んでいた)や錬金術も盛んでした。音楽や絵画も。

 本当に、魅力的な国ですね。

 

 帰途、勝央(しょうおう)サービスエリアで見た夕焼けです。

 あまりの美しさに息をのみました。

(参考文献)

天文時計,Wikkipedia,2021.7.24閲覧

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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