最近の月

 2022.3.24、月齢21.1。この日は、月の距離が最近でした。

 左が最近(2022.3.24,36万9760km,視直径32.3')、右が最遠(2022.3.11,40万4268km,視直径28.5')最近と最遠の距離の差は、約3万4500km 、視直径の差は約3.8'。両方ともコンデジ80倍ズームで撮影しました。見比べると違いが分かりますね。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

星空年鑑2022,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2022.03.27 09:55

    お知らせいただき、ありがとうございます。天文古玩様の紹介記事、知りませんでした。読ませていただき、改めて伊達氏の資料の貴重さが分かりました。音楽史の話で恐縮ですが、時代の波に埋もれていたバッハのマタイ受難曲の楽譜を古書店で発見し、自分のオーケストラで演奏したのがメンデルスゾーンでした。メンデルスゾーンと比べて恐縮ですが、私は伊達氏の資料を発見し、ご紹介している媒介者に過ぎないと自覚しています。中村要氏についても、我が家にミラーとして生きている中村要氏がおられますから、お知らせしない訳にはいられません。クック望遠鏡にしても、青少年科学館にあることが奇跡です。そして、クック望遠鏡に関わらせていただけることも奇跡です。生きることが許される限り、襟を正して発掘作業をこれからも進めていきたいと思っています。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
  • manami.sh

    2022.03.27 09:11

    天文古玩様のブログで、「天文趣味史を究める人々(後編)」というタイトルで紹介されていましたよ。 私の方は、なかなか機会にめぐまれず730HSをまだ活用できていません。