明石市立天文科学館

 1960年(昭和35)6月10日開館の由緒ある科学館です。1995年(平成7)の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、大きな被害を受けました。搭最上部に設置してあった、Nikon15cm屈折赤道儀は倒壊、塔にも大きな亀裂が走りました。

 3年2ケ月の復旧工事の後、1998年(平成10)3月15日、リニューアルオープンしました。旧東ドイツ・カールツァイス・イエナ製のプラネタリウムも復活しました。

 日本標準時子午線の表示の直下に設置されている漏刻です。入館しなくても見ることができます。

 かわいいイラストと共に辿る子午線の旅です。

 あまりにも有名な、現役長寿日本一のプラネタリウムです。解説の美しい声を聞きながら、アナログのあたたかい星の光に身を浸すことができます。まさに至福の時です。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

0コメント

  • 1000 / 1000