ローソップ島皆既日食(4)

 ローソップ島(現地ではロソップ島)皆既日食について、伊達資料の「天文月報」に詳しい記述を多数見つけました。現在では、詳細に見ることが難しい資料だと思いますので、公開させていただきます。

 第1回目は、1933年(昭和8)5月号の藤田良雄氏の論文です。この日食が、光の重力による偏差(アインシュタイン効果)を研究するためには、条件がとても良かったことが分かります。

(引用)

1934年2月14日の皆既日食,藤田良雄,天文月報26巻第5号,日本天文学会,1933.6.1

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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