夕焼けはちょっと暗い

 2022/11/6 17時頃の夕日です。望遠で夕日を撮ると、全体の光量が落ちます。肉眼より夕焼けが暗く写ります。

 広角にすると、青空が戻ってきます。この方が心が落ち着きますね。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

4コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2022.11.08 06:49

    ありがとうございます。たいへん貴重な情報をありがとうございます。中村要氏といい、伊達英太郎氏といい、短い人生を送られましたね。ですが、その業績は多く、現代に至るまで大きな影響を与えています。偉大な先達の背中を見て、これからもコツコツと歩みたいと思います。 ところで今日は、科学館のクック10cm(ファインダー望遠鏡)にCMOSカメラを付けて、天王星食を撮りたいと考えています。 どうか晴れますように^_^
  • manami.sh

    2022.11.07 13:58

    調査していただき、ありがとうございました。 保積善太郎氏が会長を務めた天文クラブの会誌「10億光年」1953年9月号に「伊達英太郎氏逝去さる」 という囲み記事があり、次のように記されております。記載は保積善太郎氏ご自身と思われます。 「元OAA遊星面課長 かねて胸部疾患で休養中の伊達英太郎氏は去る7月末急に声帯閉縮 を起し、8月1日遂に逝去されました。享年42才 氏は太陽 火 木星、望遠鏡等に就いて 後進を指導し斯界から愛敬されていた」 また、神田茂氏は「天文総報」1953年8月号の会員消息「伊達英太郎氏の訃報」で「本会でも会員 番号8という創立以来の会員で、御寄稿下さつた事もあり、変光星の観測を送られた事もありました。」更にカナモジカイの会員であったとも記しています。 伊達英太郎氏の火星観測、後進の育成は広く知られているところですが、私としてはもっと月面観測 の面をアピールしていきたい想いがあります。 明日の皆既月食・天王星食は楽しみなのですが、こちらは天候が良くないかもしれません。 今後とも、よろしくお願いします。
  • double_cluster

    2022.11.07 09:18

    コメントをいただき、ありがとうございます。明日は晴れてほしいですね。manami.sh様の撮影がうまくいきますようにお祈りしています。 お尋ねの伊達氏の訃報記事ですが、当方には残っていませんでした。写真や資料も、1948年(昭和23)ぐらいが最後です。1948年あたりは、几帳面な伊達氏が、写真や乾板を整理しきれずに残しておられましたので、体力的に相当厳しかったのではと推察しています。ご期待に添えず、申し訳ありませんでした。