冬の月が高いのは・・・

 2022/12/15 6:13に撮影した、月齢21の月です。普段は満月になるまでの月をよく見ていますので、満月を過ぎてからの月はいつ見ても新鮮です。

 冬は太陽の正中高度が低く、反対側にいる満月の正中高度が高くなります。それが、冬の月の高度が高くなる理由なんだそうです。多少のずれはありますが、太陽と月は180度離れているので納得できますね。

 2022/12/19 6:10の月齢25の月です。薄雲を通しての撮影になりました。嵐の大洋の占める割合が多いので、月がぐっと地味に見えます。

 2022/12/20 6:24に撮影した、月齢26の月です。氷点下の朝でも、デジカメなら短時間で撮影ができます。シッカルトとフォキリデスが、タコの吸盤のようです。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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