満月頃からの月の変化

 2023/1/6 21:09に撮影した、月齢14.1の月です。12:10に月は最北(赤緯+27°24.7')でした。

 この写真もそうですが、月齢による変化を比べるために、月の西端(左)のグルマルディクレーターの位置を左端中央に固定し、写真の大きさもほぼ同じようにしました。

 2023/1/7 20:55に撮影した、月齢15.1の月です。この満月は、ウルフムーンと呼ばれるそうです。

 2023/1/8 22:15に撮影した、月齢16.1の月です。この日は、月の距離が最遠(1.057,40万6458Km,視直径29.4')でした。

 2023/1/9 22:15に撮影した、月齢17.1の月です。危機の海の辺りが、大きく欠けています。

 2023/1/10 6:18に撮影した、月齢17.5の月です。上の写真と、月齢は0.4違います。

 2023/1/10 22:34に撮影した、月齢18.1の月です。

 2023/1/11 22:38に撮影した、月齢19.1の月です。

 2023/1/12 6:25に撮影した、月齢19.5の月です。 

  2023/1/13 6:18に撮影した、月齢20.5の月です。

  8日間の月齢による月の変化ですが、欠け方の特徴がよく分かりました。

 2023/1/13 6:57、朝焼けの中に浮かぶ月です。この朝を境に、天候は下り坂になりました。

(参考文献)

アストロガイド星空年鑑2023,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA,2023

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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