日・月・金・木

 2023/3/4 10:56に撮影した太陽です。シーイングが悪く、黒点の詳細が分かりませんでした。

 2023/3/5 11:03に撮影した太陽です。薄曇りでしたが、昨日よりシーイングは良かったです。3つの黒点群が正三角形の頂点に位置しています。

 2023/3/4 18:24に撮影した12.0の月です。月の欠け際の西北(左斜め上)、アリスタルコスクレーターのエッジが白く輝いているのが印象的です。

 2023/3/4 18:32に撮影した金星(上)と木星(下)です。雲がしばらくの間消えて、何とか撮影することができました。木星が金星から、どんどん離れていっています。

(参考文献)

アストロガイド星空年鑑2023,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA,2023

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2023.03.06 01:11

    コメントをありがとうございます。同じ場所、同じ時刻に金星と木星の接近、そして離れていく様子を見ているととても面白いです。何より驚かされるのは、一日の移動量の大きさです。太陽系を上から見下ろしている気分にもなります。 瀧田氏ですが、写真の裏を使って、メモや感想をたくさん書いておられるのに驚かされます。デジタルとは違い、アナログの写真は、余白や裏にも情報が隠されているのだなあと勉強になりました。瀧田氏は、手先がとても器用で、好奇心旺盛な方だったようですね。
  • manami.sh

    2023.03.05 12:46

    3月2日の金星と木星の最接近は見ることが出来ました。ここしばらく晴天に恵まれ金星と木星が 離れていくのを見ています。場所が変わると、晴れていてもシーイングが悪くて月もすっきりし ません。 瀧田氏は「天文と気象」の愛機の紹介時にはセレストロンC14を使用されていました。 考古学にも興味をお持ちだったようです。