東京天文台(現国立天文台)にとって、1934年(昭和9)2月14日のローソップ島皆既日食は、天文台あげての出張観測行でした。「天文月報」(日本天文学会)に、「ローソップ島皆既日食」が初めて登場したのは、1932年(昭和7)8月号でした。
翌月、1932年(昭和7)8月号の「天文月報」(日本天文学会)には、さらに詳細な情報が載りました。
次の情報は翌年になりました。1933年(昭和8)12月号の「天文月報」(日本天文学会)に、最終的な観測陣容等が掲載されました。
(引用)
今後数年間に本邦で見える日食,神田茂,天文月報25巻第8号,日本天文学会,1932.8
1934年に皆既日食のあるロソップ島,神田茂,天文月報25巻第9号,日本天文学会,1932.9
来年2月14日の皆既日食,中野,天文月報26巻第12号,日本天文学会,1933.12
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2023.07.19 12:22
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