ヴィム・ベンダース監督作品、映画「perfect days」を見ました。主人公の平山が、いつものように、ひとつひとつのルーティーンをこなしていく、一見単調な映画です。でも見終わった後は、何とも言えない幸福感に包まれる、不思議な映画です。
平山は、昼食(いつものサンドイッチ)後、いつものベンチからお気に入りの木に向けてシャッターを切ります。古いオートマッチックのカメラで。しかもファインダーも見ずに。出来上がった写真(印画紙)は、一瞬で区分けし、気に入らないものは破り捨てます。不思議な場面です。でも、分かるような気がします。
上は、2024/2/2 17:36に撮った夕焼けです。
夕方の空は、毎日違います。
2024/2/2 6:21に、コンデジで撮影した月(月齢21.4)です。薄雲がかかっていました。
秤動で、月の北端が見やすくなっています。月も毎日、見え方が変わります。一瞬一瞬違います。
(参考文献)
星空年鑑2024,大熊正美,株式会社アストロアーツ,2024
月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018
0コメント