ロサップ島皆既日食(61)

横浜港第4号岸壁を離れる「春日」と観測隊首脳部

 星ナビに掲載されなかった資料をご紹介します。

 上は、横浜港第4号岸壁を正に離れようとする海防艦「春日」です。軍艦が横浜港に横付けされることは異例なことでした。


 出発前の観測隊首脳部。向かって右より上田、コーン、ジョンソン、秋吉、早乙女、小野水路部長、田中、福見、荒木の諸氏。秋吉氏は幹事としての疲れのためか、左目に眼帯をしています。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1968年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。FRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

4コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2026.01.11 11:28

    manami.shさま お教えいただきありがとうございます。やはり中村要氏ですね。浴衣に帽子という、ちょっと不釣り合いないでたちが印象的です。以前花山天文台の公開日に、44号室(要氏の部屋)を見せていただいたことがありました。その時、要氏の存在を想像してみました。今回の動画も感動的でした。貴重な動画を残された清水真一氏。五藤斎三氏が「尊敬すべきアマチュア天文家」と評していることに、私もまったく同感です。
  • manami.sh

    2026.01.11 07:21

    花山天文台の撮影は昭和4年9月?それとも10月の一般公開日だったのでしょうか。「天界」昭和4年11月号p38花山だより、下から5行目に「静岡~などの遠地からの来会者」という記述があります。昭和の風景動画は第1~20まで見れるんですねぇ。おもしろかったです。当時、花山天文台は山本教授、上島講師、中村助手、森川助手の4名で上島講師は不在だったので、写っているのは山本教授、中村助手と思われます。早乙女台長は土木学会でも講演していたんですねぇ。JOAKでのラジオ講演枠は30分です。内容的には同じでしょうねぇ。ご教示、ありがとうございます。有意義な時間を過ごせました。 「天文教育」が一般公開されるのを楽しみにしております。
  • double_cluster

    2026.01.11 02:05

    manami.shさま あけましておめでとうございます。旧年中もたいへんお世話になりました。本年も引き続きどうぞよろしくお願いします。「天文教育」や「星ナビ」への投稿は、次代の方々が発掘?しやすいようにと願っての行動です。昔のことは忘れ去られますが、価値が高いことは、それに気付いた者が見出し、次代に引き継いでいく責任があると思っています。(固いことはここまでに😅)ラジオ講演は知りませんでした。春日の航海長 曾爾海軍少佐も知りませんでした。貴重な情報を今回もありがとうございます。早乙女台長の講演ですが、 http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00034/20-06/20-6-12187.pdf が概要かと思います。山本一清氏は花山天文台からラジオ中継をしていたようですから、中村要氏も出演したのかと想像しました。ところで、現在静岡県島田の清水真一氏(知新観象台)のハガキを「天文教育」に投稿するためにまとめています。その中で、このような動画を見付けました。撮影は1930年(花山天文台の日中の撮影は1929年、正に開台してすぐ)です。清水氏は9.5mm映画フィルムのパイオニアでしたから、このような貴重な動画を残すことができたのでしょう。シーロスタットの傍にいるのが山本一清氏、クック30cm接眼部付近の着物姿に帽子の人物が中村要氏と思われるのですが、いかがでしょうか。 https://www.youtube.com/watch?v=_npiMpEmJHc