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服部博氏

2021.08.05 01:44
1941年(昭和16)の火星スケッチ(8)
 今回は、中野繁氏(1918-2011)の火星スケッチをお送りします。 東星会の中心メンバーだった中野氏は、1943年(昭和18)9月、軍医として出征しました。主要メンバーが次々と抜ける中、東星会は事実上活動を休止し、会報「東星」は、1943年(昭和18)9月に、7,8合併号をもって終刊しました。 4~6枚目のスケッチは、服部博氏の20cm反射望遠鏡を使って描かれました。 下の写真は、1942年(昭和17)年頃の中野繁氏です。
2020.07.23 06:30
服部博氏の21cm反射赤道儀
 服部博氏は、東亜天文協会東京支部の会員でした。また、「すばる会」(後の「川崎天文同好会」)の顧問でもありました。「日本アマチュア天文史」に、服部博氏に関する記述がありますので引用します。 「服部は当時有力なアマチュアで、東京雪ケ谷に住み、当時としては珍しい21cm反射赤道儀を持ち、蔵書も多く我々の指導者格の人であった。」 また、服部氏は木辺成麿氏と共に、紫金山天文台の60cm鏡製作のために、小糸製作所のスタッフとして指名されたという記事も残っています。

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