2021.08.01 09:121941年(昭和16)の火星スケッチ(4) 今回は、蔡章献氏(1923~2009)の火星スケッチをご紹介します。蔡氏は後年、円山天文台長として活躍された、著名な台湾の天文学者です。 蔡氏は中学卒業後、日本統治下の台北公会堂「天体観測同好会」に就職しました。 1941年の火星大接近の時は、台北公会堂職員として、台北公会堂天文台の10cm屈折赤道儀を使い観測をしました。その時蔡氏は、18歳でした。