2018.03.03 05:22望遠鏡博物館 2016年7月31日、香川県にある天体望遠鏡博物館に行ってきました。猛暑の中の見学となりました。ここには、全国の天文台や個人から、各種の望遠鏡が寄贈されています。そして、展示・活用もされています。 私のお目当は、かつて京都大学花山天文台や山本天文台で活躍し、その後、数奇な運命を辿って各地を転々としたカルバ−46cm反射赤道儀でした。その46cm反射鏡は、反射鏡研磨の名人である、カルバー氏が製作されたものです。体育館奥の目立つ場所に、カルバー46cm反射赤道儀がありました。威容を誇る巨体は、周囲を圧倒していました。ただ、塗装が剥がれ、傷だらけの姿は、かつて繁栄した恐竜の化石を私に思わせました。今、その反射鏡は、実用には適さない状態だそうです。 次に目を...