2026.08.07 07:53荒木 健児氏(5)東亞天文協会黄道光課通信(17) (1932年10月7日)「中村要先生追悼号」 1932年(昭和7)10月7日発行の黄道光課通信(17)には、B4用紙5枚に亘って中村要氏への追悼文が掲載されました。すでにご紹介した文もありますが、ここでは全文を掲載します。東亞天文協会にとって、中村要氏の死去は大きな衝撃となりました。
2026.08.06 23:50荒木 健児氏(2)東亞天文協会黄道光課員一覧(1932年2月14日) 黄道光は、天球上で太陽近傍を中心に黄道面(地球軌道面)に沿って観測される淡い光の帯のことです。黄道光は、よく晴れた春の夕方の西空や秋の早朝の東の空で観測しやすい天文現象です。黄道面付近には、彗星からの放出や小惑星同士の衝突で生成されたダストが漂っており、それらが太陽光を散乱させます。なお、太陽と正反対の方向で見られるものは対日照と呼ばれます[1] 。 古川龍城氏の「黄道光観測法」が「天界」に掲載されたのは1921年(大正10)のことです。古川氏は、すでに1911年(明治44)頃から黄道光を観測していました。 天文同好会に黄道光課が新設されたのは1927年(昭和2)、そして1931年(昭和6)から黄道...