中村要鏡による金星・土星・木星

 2021.11.14、15cm反射(中村要鏡)で金星・土星・木星を撮像しました。CMOSカメラは、ZWO ASI183MCです。センサーサイズが1インチですので、導入が楽になりました。パワーメイト2.5倍は使用していません。

 sharpcapで1000枚動画撮像し、ステライメージ9で上位30%をスタックしてから画像処理をしました。(金星はスナップショット撮像です。)

 シーイングはあまりよくありませんでしたが、中村要鏡の優秀さが垣間見えると思います。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

4コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2021.11.18 22:26

    晋様 ご返信ありがとうございます。チェリビダッケ4番、ミュンヘンフィルライブ4楽章最後のビオラの通奏低音的な音のうねり、ヴァント最晩年の北ドイツ響の天に消えていくような終わり方、いずれも鳥肌が立ちます。ところで、私もLC630からのMacユーザーですが、やはり天文はWindowsが主流ですね。Winマシン、SHARPCAP、画像処理はステライメージ9が一番の近道のように思います。(今日の月食、晴れたらいいですね。私は、科学館のクック望遠鏡の側で過ごします。)
  • 2021.11.18 12:17

    ご返事ありがとうございます。 現在電視観望の泥沼にはまっております。ASiStudioのASILiveで説明通りにスタックができないので原因を探索中です。 やはりMacとの相性が悪いのか、それともUSBケーブルや接続端子(MacbookAirにはご存知の通り、左右2箇所のUSB端子があります)に問題があるのか、またこれから夜な夜なチャレンジしてみるつもりです。 当方もブルックナーが好みでよく聞きますが、先日新譜で購入したチェビリダッケの4番のアナログ盤は少し肩透かしでした。 西村製作所の15cmは一生物のお宝ですね。 一緒に行った中学の先輩は確かTS式の13cm反射赤道儀を使っておられました。 本当に半世紀ぶりにこの世界に戻って来たところ、技術の進歩した未来世界にタイムスリップしたような感覚に襲われています。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  • double_cluster

    2021.11.18 11:49

    晋様 コメントをありがとうございます。私も晋様と同年代を今日まで歩んできた、小学生からの天文ファンです。(来年3月で定年です。)ブログも拝見させていただきました。クラシックやオーディオについても興味深く読ませていただきました。(内容が豊富なので、少しずつ見させていただきますね。)クラシックは私も昔から好きで、宇野氏の著作をガイドブックにしていました。特にブルックナーが好きで、ヴァント、チェリビダッケはいつ聴いても感動します。ピアニストでは、リパッティ、ブレハッチが好きです。オーディオにまではお金が回りませんので、ボーズのウェーブラジオで満足しています。ところで、天文の世界はどんどん電子化が進んでいますね。昔はお金がある人が写真を撮るんだ。だから、写真なんて邪道だとか言って、私は忌み嫌っていました。でも、年齢相応に目に不安が増してくると、電子の目の助けを借りることは正道だと考えるようになってきました。CMOS撮像、電視観望、本当にワクワクします。またご一緒に、天文の世界を深めることができるといいですね。今後とも、どうぞよろしくお願いします。