月・太陽・金星

 2021.12.23、早朝5:40頃の月齢18.8の月です。画角調整がうまくいかず、月の南が右斜め下になっています。

 明け方の空高く月が残っていますので、撮影した後は得した気分になりました。月の南部のクレーター群がよく見えてきています。

 同じ日の太陽面です。自転方向は正確には合っていませんが、右斜め下の黒点群がさろうとし、新たな大黒点と左斜め上の黒点群が見えてきています。

 マニュアル撮影(シャッタースピード優先)も試しましたが、オート撮影の方がうまく撮影できるようです。

 2021.12.23、17:10頃に撮影した金星です。ISOを下げ、シャッタースピードを上げて撮影しました。かなりくっきりと写すことができました。金星が相当細くなってきています。

 同じ日に、月・太陽・金星を撮影したのは初めての経験でした。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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