寒さが少し緩んできました

 2021.12.28、仕事納めの日です。朝起きると、空一面に雲が広がっていました。「今日は月の撮影は無理かな。」と思っていたら、ちらっと雲の切れ目から月が見えました。急いで撮影の準備をし、撮ったのがこの月(月齢23.8)です。わずか1分ほどのチャンスでした。薄雲を通しているので、明瞭さは欠けています。コペルニクスが、一つ目小僧の目のように見えています。

 同日の9:30頃、雲が遠のきました。太陽の真ん中あたりの黒点が、太陽の口のように見えています。拡大写真はシーイングが悪く、綺麗に撮れませんでした。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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