カノープス

 2022.2.12、月齢11.1の月です。虹の入江が夜明けを迎えています。

 同日22:12に撮影したカノープスです。(1/4,F6.9,ISO1600)

 シリウスが南中した頃、プロキオンとベテルギウスを結んだ中間あたりをシリウス方向に下げると、地平線付近に見えます。

 この辺りでは「淡路星」「鳴門星」「家島星」「鳴門のみかんぼし」とも呼ばれるそうです。実際に見ると、全天で2番目に明るい星らしく、赤・青等々キラキラと色を変える様子が綺麗でした。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

星空年鑑2022,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2022.02.19 09:01

    申し訳ありません。コメントをいただいていたのに、見落としていました。🙏 「よく使う望遠鏡がよい望遠鏡」とテレビュー創業者のアル・ナグラー氏が言っていますが、私にとってのよい望遠鏡がpowershot 720になっています。寒波の時も、月・太陽・惑星・星が数分で撮れます。ユーザーが多い製品(デジカメ・顕微鏡用接眼レンズ・フィールドスコープ・双眼鏡など、性能の向上が著しい)を使わない手はないですね。残念ながら、望遠鏡関連はマイナーで、一般的に価格も高く、性能の向上は遅いように感じます。(荒っぽい言い方ですみません)powershot 720は5年前の製品ですが、恐るべしの性能と感じています。
  • manami.sh

    2022.02.14 12:08

    こんにちわ。 本日、やっと東天にまわった金星を見ました。 久々に月も雲間からですが見れました。 powershot 720 での太陽面は、シーイングが良いと、細かいところまで写っていますねぇ。 やっぱり買おうかなぁと思っているところです。 ところで、草場修氏ですが、伊達氏はいろいろと撮っているんですねぇ。近影はすごいです。 伊達氏は草場修氏とも関わりがあったんですねぇ。 草場氏については、「草場修」の方にコメントさせていただきました。