雲間の月

 2022.2.27、6:53の月(月齢25.6)です。雲が空を覆っていましたが、月が顔を出した瞬間に手持ちで撮影しました。月と雲、よく似合いますね。

 ズームアップ、雲が月に少し掛かっています。

 パソコンで少し処理すると、地形がよく分かるようになりました。

 同日11:35の太陽です。太陽の東西(右が西)は、不正確です。日中天気が崩れ、撮影のチャンスになかなか恵まれませんでした。

 2022.3.3、5:34の金星です。金星は、3/20に西方最大離角、10/21に外合となります。これからはどんどん視直径が小さくなります。久しぶりに綺麗な金星を撮ることができました。露出をややアンダー気味にするのが良いようです。

 2022.3.5、9:36の太陽です。薄雲が掛かっていましたが、2つの黒点群がはっきり写りました。

 同日18:46の月齢2.6の月です。月の東端(右)が露出オーバーになってしまいました。地名の特定は難しそうです。

 「おかえり。」と、月に言ってしまいそうでした。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

星空年鑑2022,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

0コメント

  • 1000 / 1000