以上が上申書の全容です。真実がどこにあるのか?これを読んでも私には判断ができませんでした。しかし、かなりの悪意が山本一清氏に向けられていたことは確かなようです。
これは天界(1938年6月号の附録)に掲載された「山本博士の道」と題する文章です。
上申書やこの文章を読むと、学者間の妬みや悪意は本当に醜いものだと分かります。
山本一清氏の京都帝国大学退官事件は、日本の天文学界の進歩を歪ませてしまう重大なものでした。一体誰がそれを仕掛けたのか、はっきりさせなければ気が済まないという憤りがふつふつと湧いてきました。
(資料は全て伊達英太郎氏天文収集帖より)
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2022.04.03 22:29
2022.04.03 13:34