山本一清氏からのハガキ

 伊達英太郎氏天文蒐集帖には、山本一清氏の年賀状やクリスマスカードが残されています。1932年(昭和7)10月の日付のある、山本一清氏からの転居通知です。古時計とは何でしょうか。

 1932年(昭和7)12月20日の、新年とクリスマスを祝うハガキです。ハガキの日付の1933年は誤りで、1932年が正しいと思われます。内容は、1932年(昭和7)の天文現象の振り返りと、1933年(昭和8)の概要です。

 1933年(昭和8)12月20日の新年とクリスマスを祝うハガキです。内容から、山本一清氏の1934年(昭和9)の天文現象への期待感が分かります。

(参考文献)

資料は全て伊達英太郎氏天文蒐集帖3より

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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