1938年(昭和13)の天象儀パンフレット
1938年(昭和13)3月の電気科学館天象儀パンフレットです。1939年(昭和14)2月のパンフレットの通巻番号が12ですから、このパンフレットが第1号だと思われます。
毎月第二、第四水曜日に、山本一清氏による天文特別講演が天象館内にて行われました。
山本一清氏が京都帝国大学教授を辞職したのが1938年(昭和13)5月ですから、この頃すでに、山本一清氏の身辺は落ち着かなかったと思われます。
見開きページに天文特別講演の案内が載ったのは、この月が最後でした。
この月から、夜間のプラネタリウム投影が始まりました。実に一日7回の投影です。
1938年(昭和13)11月から、プラネタリウム投影は6回に戻っています。
(資料は伊達英太郎氏天文蒐集帖より)
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