北海道皆既日食(14)

稚内中学校の観測報告(1)

 稚内中学校(現:北海道稚内高等学校)による日食観測報告です。鈴木敬信氏の観測指導によります。研究報告も詳細・多岐にわたっています。

 コロナの写生と文章が出色です。旧制中学は、12歳から17歳までの学生が在籍しました。若い感受性が、コロナの描写によく表れています。

(引用)

天文月報第30巻第3號,日本天文学会,1937.3

(参考文献)

旧制中学,Wikipedia,2023/8/19閲覧

学校紹介 - 北海道稚内高等学校

学校教育目標ご 挨 拶校長 矢 橋 佳 之 北海道稚内高等学校全日制のホームページにアクセスいただきありがとうございます。 本校は、大正12年(1923年)に北海道庁立稚内中学校として開校し、昭和25年の北海道立稚内高等学校と稚内女子高等学校の合併、平成23年からの北海道稚内商工高等学校との統合などを経て、今年度ついに創立100周年を迎える歴史と伝統のある学校です。 この間、変わらないのは、校歌で「北斗の星の指すところ」とうたわれているように、日本のてっぺんで北極星のような強い輝きを放ち続けてきたことです。 平成31年には普通科と商業科に単位制を導入し、学科・教科等横断的な視点に立つ弾力的な教育課程(クロスカリキュラム)を編成し、進学・就職いずれにおいても高い次元での人材育成に取り組み、衛生看護科では、2年間の専攻科と合わせた5年一貫教育により、最短で地域医療を支えられる看護師の育成を行っています。 本校のポスターには「稚内だからなんて言わせない」というキャッチフレーズが書かれています。これはかつて本校商業クラブの生徒が考えたものだと伺っています。 ダイバシティの重要性が語られ、個々の幸福感well-beingが注目されている昨今、都市一極集中ではなく、ここ稚内の地に根差しながらも広い視野を持ち、これからの社会を切り拓くことのできる「わっかない人」の育成を目指す本校の存在価値が、150周年も200周年も強い輝きを放ち続けることができるよう取り組んでまいります。 なにとぞ皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。 旧制中学校旧制女学校統合以降(昭和25年4月以降)〒097-0017 北海道稚内市栄1丁目4番1号TEL 0162-33-4154 FAX 0162-33-4155      © My Site copyright©2023 Hokkaido Wakkanai HighSchool all rights reserved.

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中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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