NGC1999

NGC2420,2112,2281

 NGC1999は、オリオン座M42の南にある散光星雲です。V380という変光星に照らされて光っています。

 よく見ると、中心部分に▲の暗黒星雲が見えます。

 NGC2420は、ふたご座δ星の約4°、NGC2392「エスキモー星雲」の東約2°の黄道上にある散開星団です。微光星がたくさんあるのが分かります。Seestarのガイド不良で、星像が若干伸びています。

 NGC2112は、M78の東約2°に位置する散開星団です。90個の星が視直径12'の範囲にまばらに広がっています。

 NGC2281は、ぎょしゃ座β星とふたご座α星のほぼ中間、ψ(プサイ)7星の南約1°にある散開星団です。明るい星が多いですね。

 この日は、満月過ぎの月が煌々と光っていました。背景が明るくなったためか、NGC2281の撮影の際には、自動的にフィルターマークがつきました。

 2024/3/27 8:43に、コーワTSN-883で撮影した太陽です。久しぶりの晴れでした。巨大黒点群が見えています。

(参考文献)

星雲星団ウォッチング,浅田英夫,地人書簡,1996

(続)星空ハイキング,市川利光,コプティック星座館,2000

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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