ポン・ブルックス彗星

 ポン・ブルックス彗星(12P)が、2024/4/21に太陽に0.78天文単位まで接近します。

 1812年にポン(ポンス)が発見した彗星で、1883年にブルックスが再発見しました。その後、ポンが発見した彗星と同一であることが確認されました。公転周期が約70年の周期彗星です。次回地球に接近するのは2095年になります。

 12PのPは「Periodic」の略で、周期彗星を意味します。12は、2回目の回帰が観測された彗星の公式通し番号です。

 自宅近くの高台の公園に、Seestarを持って行き撮影しました。Seestarの公園デビューです。(友達はおらず、犬が近くを走り回っていました😀)肉眼では彗星は見えませんでしたが、さすがSeestar、いい目をしていますね。核が大きく、尾が長く伸びているのが分かります。

(参考文献)

星空年鑑2024,大熊正美,株式会社アストロアーツ,2024

彗星,Wikipedia,2024/3/30閲覧

ポンブルックス彗星,2024/3/30閲覧


中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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