紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) (8)

 2024/10/14 18:18、コンデジ(ISO800,F5,露出1秒)で撮影した紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)です。見え始めて10分足らずで雲の中に隠れてしまいました。Seestar S-50でも狙ったのですが・・・、残念!

 長く伸びた尾がよく分かります。時系列でお目にかけます。

 2024/10/14 18:07 薄明の中、コマがきらりと光っています。

 18:09 尾がよく見えるようになりました。

 18:16 高度がどんどん下がります。

 18:17 少しアップにしてみました。尾がくっきりしてきました。

 18:19 コマが雲に接しました。コマが没しても、尾はよく見えていました。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • double_cluster

    2024.10.21 11:41

    いつもコメントをありがとうございます。伊達氏と本田実氏のやりとりは、私も初耳でした。倉敷天文台に資料が残っていたのかもしれませんね。紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)、なかなか天候に恵まれませんでした。本日(2024/10/21)、近くの公園でSeestar S-50で撮影することができました。「眼視もいいけど、Seestarもね」という気持ちで、足取り軽く帰宅しました。
  • manami.sh

    2024.10.20 22:35

    「日経サイエンス」、読みました。 本田実氏と伊達氏の彗星発見、それがゴーストだったというやり取りでしたねぇ。 このように挿入されていますが、出典についての記載は? という印象でした。(下)で、まとめて明記されるのかなぁ。 C/2023 A3は、西天に移って、1回しか見れておりませんが、ほうきぼし だ! とても、久々に印象深い 彗星です。