ステファンの五つ子

NGC7331,7317,7318A,B,7319,7320,7335,7336,7337,7340

 2024/11/18 18:49に撮影した、NGC7331とステファンの五つ子(円内)です。

 画面下にかろうじて写っているのが、NGC7331(10.4等、距離2000~4000万光年)です。

 ステファンの五つ子は、いつか見たいと思っていた天体でした。それが自宅で撮影できるとは。

 ステファンの五つ子は、1877年にフランスの天文学者エドゥアール・ステファン(1837~1923)が口径40cm屈折望遠鏡で発見した銀河の群れです。NGC7320は、たまたま同じ方向に見えているだけです。NGC7317(13.7等),7318A(13.3等),7318B(12.9等),7319(14.0等),7320(12.6等)。

 NGC7331とその周辺の銀河です。NGC7335の距離は2~3億光年です。

(参考文献)

はじめての星空ハイキング,市川利光,コプティック星座館,2000

星雲・星団・銀河ビジュアル図鑑,津村光則,誠文堂新光社,2024

DSO観望ガイドブック,小雲 夕,ヴェガ出版,2021



 

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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