一つ目鬼

 2025/01/25 20:27:27に15cm反射(中村要鏡)で撮影した木星です。この日は気温が下がり、シーイングはあまり良くありませんでした。大赤斑が木星面のほぼ中央になる時刻を調べ撮影しました。大赤斑の下の白斑が、鬼の牙のようです。節分にふさわしいですね。

(写真データ:15cm反射望遠鏡FL:1436mm,テレビューパワーメイト×2.5,ZWO ASI183MC,バーダーUV/IRカットフィルター,sharpcap4.0で3505枚動画撮像,ステライメージ9.0oで上位30%をスタック)

 2025/01/25 20:40:19に撮影した火星です。目まぐるしく天候が変わり、雲の切れ目からやっと撮影できました。

(引用:ステラナビゲーター11/アストロアーツ)

 極冠の下のアキダリアの海が黒々と見えています。また、サバ人の海・アリンの爪・真珠の海・オーロラ海・太陽湖が火星面の下半分を占めているのが分かります。

(写真データ:15cm反射望遠鏡FL:1436mm,テレビューパワーメイト×2.5,ZWO ASI183MC,バーダーUV/IRカットフィルター,sharpcap4.0で4408枚動画撮像,ステライメージ9.0oで上位30%をスタック)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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