日経サイエンス2025/06

太陽と気象の関係を探った海洋気象台クック望遠鏡

 2025/04/25発売の日経サイエンス6月号に、nippon天文遺産「太陽と気象の関係を探った海洋気象台クック望遠鏡」という記事が掲載されました。中島林彦氏が、岡田武松・関口鯉吉に焦点を絞って執筆した秀文です。地球温暖化が深刻な問題となっている現代、太陽と気象との研究がより盛んになっています。その先駆となった2人と1台(クック25cm屈折望遠鏡)の物語はとても興味深いものです。書店にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。この記事のみの購入(2025/5/26以降)も可能です。詳しくはリンクをご覧ください。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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