デコック・パラスケヴォプロス彗星(2)

清水真一氏のデータ

 デコック・パラスケヴォプロス彗星について、清水氏のデータが無いとお伝えしていました。さすが清水氏です。ありました。見落としていました。

「1941, Feb.5,19h 0m、露出60分、3.0等級、1d--3cm」


「1941, Feb.15,19h 34m、露出60分、5.0等級?、1d--6cm」

 清水氏はメトカーフ法(彗星の中心をガイド望遠鏡で捉えて追尾する方法)を用いて撮影しています。いずれも60分。2月の極寒の中の手動による調整はたいへんだったと思います。


「伊達君 恵存 清水生」

(写真は伊達英太郎氏天文写真帖より)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1968年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。FRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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