Ninja-320用クーリングファン

 Ninja-320(笠井トレーディング販売終了)用のクーリングファンを入手しました。Ninja-320は、反射鏡の直径が32cmあります。観望地に行って、すぐにNinja-320の筒口を開けて外気に晒すのですが、星像が安定するのには、冬場は最低でも約2時間かかります。

 私は1度の観望時間は2~2.5時間(集中すると頭がボーッとするので)と決めていますので、いつも観望終了の時刻が一番星像がよくなる時刻となり、歯痒い思いをしていました。

 このクーリングファンは、Ninjaシリーズと同じバックヤードプロダクツの製品です。Ninja-320の主鏡裏に被せて使います。製品の品質がとても高いので、完璧に主鏡裏を覆います。

 12V電源をどうしようかと考えた時に思い浮かんだのが、工具用のバッテリーでした。プラスティック製のアイピースキャップに、アルミ板(0.5mm)を差し込んだ物を作りました。それをバッテリーの電極付近に被せます。

 実際に使用すると、筒口からかなりの勢いで空気を吸い、ファンから排出します。効果が期待できそうです。注文のついでに、メンテナンスキットも購入しました。少々高額ですが、バックヤードプロダクツのHP通りメンテナンスを行ったところ、格段にNinja-320の動きがよくなりました。

 Ninja-320ユーザーの皆さん。クーリングファン・メンテナンスキット、お薦めです。

(メンテの仕方については、リンク先のNinja-320をクリックしてみて下さい。)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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