ソーラースコープ

    ジズコ(テレビュージャパン)が販売している、白色光太陽望遠鏡です。太陽黒点や日食の観察が、気軽に、そして安全にできます。
    望遠鏡と凸副鏡以外は、ダンボールで出来ています。驚く点は、その軽さ(1000g)です。
    写真のソーラースコープは、グループ観察用で、大きさは600×450×380mmです。
    太陽を投影していると、地球の自転のため、太陽像がどんどん動いていきます。子供たちに見せると、「おーっ」と、驚きの声があがります。ソーラースコープは、地球自転観察用望遠鏡でもあるんですね。
    テレビュー社創設者のアル・ナグラー氏は、「良く使う望遠鏡は、良い望遠鏡だ」と言っています。その点で、ソーラースコープは、太陽観察用としては最高の「良い望遠鏡」だとおっしゃっています。
    ソーラースコープの面白さは他にもあります。太陽の前を通過する雲や飛行機、鳥などが、面白いように良く見えることです。
    ソーラースコープ本体はダンボール製ですが、10年以上使っていても壊れません。耐久性は、心配ないようです。
    晴れていればポンと出して、終わればすぐに仕舞える。ソーラースコープは、とてもユニークで、手軽な望遠鏡です。
(導入は、望遠鏡先端の影が一番小さくなるようにします。3枚目写真、下げ振りにより太陽高度が分かります。)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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