1935年(昭和10)の火星スケッチ(2)

 1935年(昭和10)頃の、渡辺(後の佐伯)恒夫氏と8cm反射望遠鏡です。2枚目写真の左側の人物は伊達英太郎氏です。伊達氏が左手で持っているのは、太陽観測用の8cm無メッキ反射望遠鏡(伊達氏所有)です。今回は、渡辺氏の5月20日〜5月31日の火星スケッチです。

(写真は全て伊達英太郎氏天文写真帖より、資料は全て伊達英太郎氏保管)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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