今回は、木辺成麿氏・高井博典氏・荒木九皐氏・福井実信氏です。
これらのスケッチに用いられた、完成当初の木辺氏の31cm反射赤道儀です。
滋賀県のダイニックアストロパーク天究館に修復保存されている、木辺氏の31cm反射赤道儀です。稼働はモーター式になっています。晩年に木辺成麿氏が寄贈されました。
次は、高井博典氏の火星スケッチです。高井氏(京星会)と伊達氏は、とても親しい間柄でした。
次は、荒木九皐氏(花山天文台)のスケッチです。
このスケッチに観測者の記名はありませんでした。しかし、「日本アマチュア天文史」に「荒木九皐(京都市花山天文台,30.6cm屈折,スケッチ20枚)」(P.54)の記述がありましたので、荒木九皐氏としました。
次は、福井実信氏(左から2人目)です。後年、東亜天文学会理事長として活躍されました。また、神戸青少年科学館にクック25cm屈折赤道儀を導入することにも尽力されました。
参考文献:日本アマチュア天文史,日本アマチュア天文史編纂会,恒星社厚生閣,1987
(ダイニックアストロパーク天究館木辺氏望遠鏡以外の写真は、伊達英太郎氏天文
写真帖より、資料は全て伊達英太郎氏保管)
2コメント
2021.04.18 07:44
2021.04.17 15:35