1938年の惑星スケッチ1回目は、中野繁氏(1918-2011)です。中野氏は、当時東京慈恵医大の学生でした。後年、「星雲星団の観測」「月面とその観測」「四季の天体観測」「全天恒星図」「標準星図」といった著作を残されたことでも有名です。
この中野氏の10cm反射鏡が、アマチュアとしては2番目(1番目は冨田弘一郎氏)に、アルミメッキ鏡(電気試験所、須山氏)になったそうです。(Altazimuthは経緯儀の意)
(参考文献)
日本アマチュア天文史,日本アマチュア天文史編纂会,恒星社厚生閣,1987,P327,365
(写真は伊達英太郎氏天文写真帖より、資料は全て伊達英太郎氏保管)
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2021.05.16 06:12
2021.05.16 05:41
2021.05.15 23:56