今回は、蔡章献氏(1923~2009)の火星スケッチをご紹介します。蔡氏は後年、円山天文台長として活躍された、著名な台湾の天文学者です。
蔡氏は中学卒業後、日本統治下の台北公会堂「天体観測同好会」に就職しました。
1941年の火星大接近の時は、台北公会堂職員として、台北公会堂天文台の10cm屈折赤道儀を使い観測をしました。その時蔡氏は、18歳でした。
上は、1985年(昭和60)に白河天体観測所を訪問した蔡章献氏です。
(参考文献)
日本アマチュア天文史,日本アマチュア天文史編纂会,恒星社厚生閣,1987
季刊星の手帖'85冬,清水勝,河出書房新社,1985
台北公会堂,ウィキペディア,2021.8.2閲覧
(資料は伊達英太郎氏保管)
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