電視観望(4)

 電視観望セット、こんな感じです。CMOSカメラを加えても2Kg弱です。(マクシー60と60mmガイドスコープの間の棒は、他の機材を付ける拡張スペース😅です。CMOSカメラは、60mmガイドスコープに付けます。)導入天体をマクシー60(38倍)で確認できるので、とても楽しいです。

 自動導入にも少しずつ慣れてきました。(さあ、そろそろ電視観望しないと!)

 ソフトはSynScanProを使っています。3スターアライメントがおすすめです。1スターアライメントで手動導入をしても、かなり精度良く導入できることが分かりました。機材の北向き水平が大切なようです。使用後はリセットボタンを必ず押しておくことは大切です。本体が前回のデータを記憶しているようで、次のアライメントがうまくいかない原因にもなります。

 サイトロンで販売されている小冊子(全48ページ)です。サイトロン製品の紹介も多いですが、よくまとまっています。サイト情報だけでは断片的な知識しかありませんので、とても役に立つと思います。

 AZ-GTi三脚もよくできているのですが、補強の三角プラスティック板を留めるのが固いこともあって、Velbon Mark-7(傷だらけの中古ですが😅)に交換しました。三脚の重量は3.1Kgです。

 自動導入→電視観望(QBPフィルター)→画像を保存→ステライメージで簡単な画像処理→かなり綺麗な天体写真。

 都市部でこんなことができる時代なんですね。観望地に行ける回数もそう多くないので、やらなきゃ損だなと思いました。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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