大寒の月

 2022.1.20、10:36の太陽です。太陽の右下に小さな黒点が見られます。

 同日21:29の月齢17.4の月です。参考文献による月齢は、その日の正午の数字です。この写真の月の月齢は、およそ17.8になります。

 これは2022.1.21、5:42の月です。月齢はおよそ18.1になります。最初の月と月齢はおよそ0.3違います。

 2つの写真を比べると、月の北東側(右斜め上)の変化が大きいのが分かります。危機の海、豊かの海のあたりです。月の南西側(左斜め下)が若干見やすくなっているのは、秤動(月の首振り現象)によるものでしょうか。

(参考文献)

月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018

星空年鑑2022,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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