2022.4.13に撮影した、月齢12.2の月です。秤動の関係で、南の海がよく見えています。
南の海は直径603Km、90°E・40°Sに中心をもつ海です。40億年以上前に直径880Kmの大型ベイスンの中に溶岩が堆積しました。ベイスン形成後、多数のクレーターが衝突し、そのクレーター間を埋めるように流れ出た溶岩により現在の南の海の形になったようです。
南の海は、斜めから見てもマダラ模様が分かりますね。
(参考文献)
月の地形観察ガイド,白尾元理,誠文堂新光社,2018
星空年鑑2022,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA
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