天象儀(てんしょうぎ)(5)

(プラネタリウム参観)

 伊達英太郎氏は、プラネタリウム評議会のメンバーでした。 

 京星会回報(1937年2月27日発行)に記載された、プラネタリウム参観の記事です。

 1937年(昭和12)3月7日東亞天文協会臨時総会(於:大阪心斎橋「そごう」)は、電気科学館プラネタリウムを、開館前に特別に見学鑑賞できるというイベントが付きました。

 東亞天文協会大阪支部報第20號(1937年3月1日発行)にも、同様の内容が掲載されました。伊達英太郎氏の名札からも、東亞天文協会会員の大きな喜びを感じます。

 大阪そごうデパート屋上にあった日時計です。

 東亞天文協会大阪支部報第32號(1938年2月1日発行)のプラネタリウム解説記事です。

(資料は伊達英太郎氏天文写真帖及び天文蒐集帖より)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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