名古屋市立科学館

 2023/4/23 名古屋市立科学館に行ってきました。閉館前の到着だったため、駆け足での見学になりました。なんとか、16:40からのプラネタリウム最終投影に間に合いました。

 以前はブラザー工業がプラネタリウムドームの命名権をもっていたため、プラネタリウムドームは「ブラザーアース」と呼ばれていました。2023年現在、プラネタリウムドームは「nTpぷらねっと」と呼ばれています。

 内径35mのドームは2011年オープン時(現在も?)はギネス記録でした。球の下半分は、4階がサイエンスステージ、5階が「宇宙のすがた」の展示になっています。

 2010年まで使用されていたZEISS Ⅳ型プラネタリウム投影機です。5階の「宇宙のすがた」コーナーに展示されています。現在も一部機能は稼働可能だそうです。

 ZEISS Ⅳ型プラネタリウム調整卓のポインターやスイッチ類です。

 プラネタリウム電球の芯出し装置です。投影用電球の位置を微妙に調整する治具(ちぐ)のようです。

恒星用タングステン電球です。

 恒星用ハロゲン電球・星座絵原版です。

 金子式プラネタリウムドームも展示されていました。

 2011年のオープン時から使用されているのは、ZEISSユニバーサリウムⅨ型プラネタリウムです。

 1球式のプラネタリウムです。丸まったダンゴ虫のようです。

 解説者席の前にある「KONICA MINORUTA」の表示は、デジタル投影装置はコニカミノルタプラネタリウム製デジタルスカイⅡを使用しているという意味のようです。

 肝心の星像は、さすがZEISS!! 極めて先鋭です。一番驚いたのは、恒星が瞬いていたことです。

(参考文献)

名古屋市立科学館,Wikipedia,2023/4/23閲覧

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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