クック10cmガイド望遠鏡接眼レンズ

 クック25cm屈折望遠鏡には、元々10cm屈折望遠鏡(ガイド用)と10cmトリプレット写真儀が付属していました。

 10cm屈折望遠鏡の接眼部はスリ割(内径約58.28mm)になっています。そして、写真のような十字線の張ってある接眼レンズ(ラムスデン)が入っています。焦点位置は十字線付近ですので、スリ割の端からかなり内側です。ピント位置の関係上、スリ割の内径に合うアダプターを作ってもピントが出ません。そこで、コーワTE-11WZ接眼レンズに厚紙を巻いて(外径約57.5mm)スリ割にねじ込む荒療治をしてみました。


 2023/5/26 19:05、クック10cm屈折望遠鏡(FL1800mm?)で撮影した月齢6.7の月です。空はまだ明るく、薄雲もかかっていました。

 上は撮ったままの画像です。月の東端(右)に、アクロマートレンズ特有の着色がほとんど見られません。このレンズの色消しの優秀さがよく分かります。

 白黒にして、コントラスト等を調整しました。

 良い条件での撮影が楽しみになってきました。

(参考文献)

アストロガイド星空年鑑2023,アストロアーツ,株式会社KADOKAWA,2023

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1968年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。FRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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