星に魅せられた人々(3) ~画期的なアマチュア天文家 石岡繁雄氏と弟たち~

日本天文教育普及研究会『天文教育』2025年11月号

 石岡繁雄氏(旧姓若山、1918-2006、図1)は、アメリカ生まれのアマチュア天文家です。2 歳の時に帰国し、祖父の郷里の愛知県海部郡佐織村(現愛西市)に居住しました。石岡氏が八高時代から5年間かけて弟たちと製作した観測小屋・赤道儀・モータードライブシステム・13 cm 反射望遠鏡(図1)は、伊達英太郎天文資料の中でも異彩を放っていました。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1968年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。FRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

0コメント

  • 1000 / 1000