2020年2月10日は、水星の東方最大離角(太陽から東側に最も離れること)の日でした。南南西の空の低い所(高度8度)に見えるということでしたので、その前日(2月9日)の18時ごろ、家の近くの高台に行って水星を探してみました。
金星と太陽を結ぶ線の低い空を双眼鏡で探すと、キラッと光る星(水星・光度0.5等)が比較的簡単に見つかりました。金星の輝きを小さくした感じです。雲がちょうど水星の位置の目印になりましたので、i Phone(5S)で写真を撮りました。下の2枚は、パソコンで加工して、水星を見やすくしました。
内惑星である金星と水星は、太陽からあまり離れた場所に見ることはできません。特に水星は、太陽から大きくは離れないので、見るチャンスが少ないです。ですので、見ることができたら、得をした気分になります。それと共に、宇宙空間から、金星・水星・太陽を眺めているような気分になります。
(参考:アストロガイド2020、(株)アストロアーツ)
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