射場天体観測所(4)

 射場天体観測所の研究室内の様子です。(1934年頃)

 左は写真用顕微鏡、右はクロノグラフ(ストップウォッチ機能を備えた時計)です。

 伊達氏の説明には、無線電信受信器とクロノメーターとありました。

 この機器については、説明がありませんでした。

 研究室内の書籍類です。書籍の背表紙を判読するのは難しそうです。

(写真は、伊達英太郎氏天文写真帖より)

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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