2019.12.26 11:48土星 2019年11月4日に撮影した土星です。シーイングは、やや悪い状態でした。ビデオで撮影したデータを、Lynkeosに取り込み、1枚1枚画像をチェックしてからスタックをかけました。何とかご覧いただける像に近づいてきたかと思います。シーイングの良い空で、再度チャレンジしたいと思います。 拙いブログにも関わらず、ご覧いただきありがとうございます。ウォッチが増えると、とても励みになります。どうぞ、良い年をお迎えください。来年も、どうぞよろしくお願いします。(15cm反射望遠鏡・セレストロン8-24mm接眼レンズ・キャノンパワーショットS95)
2019.12.22 02:23星空ハイキング 星がよく見える所に望遠鏡を持って行って、頼りになるのがガイドブックです。私が愛用(まだ全部を見ることはできていませんが)しているのは、「星空ハイキング」です。フィールドで使いやすいように、コピーしてファイルに入れています。 著者は、2008年3月にご逝去された市川利光さんです。この方は、頭の中に星図が再現でき、誰かが望遠鏡を星空に向けていると、「それをもう少し〇〇の方向に向けると、△△が見え、さらにそれを・・・」と人間星空ナビゲーションができたそうです。 この本の特徴は、見たい対象をステップを踏んで、順に探していくところです。市川さんのコメントも楽しく、見てみたい気持ちが高まります。 2000年にコプティック星座館が発行しています。発行者は、奥様の市...
2019.12.14 07:01月齢11.5 冬型の気圧配置が強まると、空は澄み渡りますが、シーイングが悪くなります。2019年12月8日もそうでした。そこで、低倍率(約60倍)の月を、コリメート方式(接眼レンズで拡大した像を、カメラレンズで拡大撮影すること)で撮影することにしました。3秒ごとに10枚連続で撮影すると、シーイングが良くなる瞬間を捉えることがあります。コリメート撮影ですと、i Phoneなどでも、手軽に月などの撮影ができます。ただし、試みられた方も多いと思いますが、これが案外難しいんですよね。私は、テレスコ工作工房製のアダプターを使っていますので、撮影時はとても助かっています。(15cm反射望遠鏡・セレストロン8-24mm・キャノンパワーショットS95、コリメート撮影)
2019.12.01 02:533つのアポロ 本書の題名にある「3つ」とは、アポロ計画を推進した、技術者・宇宙飛行士・科学者のことです。アポロ計画は、ヒーローとして、宇宙飛行士をメディアの前面に押し出しました。しかし、当然のことながら、技術者の存在がなければ、アポロ計画は進展しませんでした。 私は、本書で初めて、マーガレット・ハミルトン(1936-)の存在を知りました。マーガレット・ハミルトンは、アポロのコンピューター・ソフトウェア作成の功労者です。後年、大統領自由勲章を贈られています。MIT(マサチューセッツ工科大学)でコンピュータープログラマーとして働き始めたのは、24歳の時でした。短期間のつもりで仕事を始めた彼女でしたが、1965年には、アポロのフライト・ソフトウェアの統括をするようになり...