2023.03.04 03:51瀧田 正俊氏(2) 約4年前にご紹介した、千葉県銚子市のアマチュア天文家、瀧田正俊氏(歯科医師)の続報です。瀧田正俊氏が伊達英太郎氏に送った写真に、多数の裏書きがありました。1943年(昭和18)頃のアマチュア天文家の肉声をお聞きいただきたく、続報としてご紹介します。
2023.03.04 03:09瀧田 正俊氏(1) 今回は、伊達英太郎氏とも交友のあった、アマチュア天文家をご紹介します。千葉県銚子市の瀧田正俊氏です。「天体写真NOW」(誠文堂新光社)という雑誌でも紹介された方なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。時代は、1941年(昭和16年)頃です。 瀧田氏の本職は歯科医師でした。機材(2枚目写真)は、左から自作5.8cm屈折赤道儀、4cm屈折経緯儀、15cm反射経緯儀、そして7cm反射経緯儀です。5.8cm屈折赤道儀(4枚目写真)は、赤道儀は木製(ギアは蓄音機のものを利用)、筒は噴霧器のチューブ、極軸シャフトは空気銃の銃身を使っています。この機材で撮ったのが5枚目の写真です。流星や金星写真、彗星写真、火星スケッチ等(7枚目写真)も行っていました。 昭...
2023.02.19 04:54戦前のアマチュア天文家(3) 2枚の写真は、親里観測所で撮影されたものです。 撮影者の西尾利夫氏(山口県)は、変光星観測や天文計算を行いました。後年、ミノルタプラネタリウムに入社しました。
2021.07.28 06:211941年(昭和16)の火星スケッチ(2) 1941年(昭和16)の火星スケッチ2回目では、千葉県銚子市の歯科医師、瀧田正俊氏の火星スケッチをご紹介します。 瀧田氏のプロフィールや機材の写真が、伊達氏の天文写真帖に多数残されています。瀧田氏が写真撮影に長けており、伊達氏の要請に応じて写真を多数送付されたのだと思われます。