科学少年(3)

四月趣味の科学号

 1928年(昭和3)4月に、伊達英太郎氏(当時16歳)が発行した「科学少年」第三号(四月趣味の科学号)です。

 4月号の目次は、

1.「天空征服」(月世界旅行第三回、空想小説)

2.「太陽黒点表」

3.「趣味科学 重さの無い世界」

 (1)地球を去る十六万哩(マイル)

 (2)上も下もない世界

 (3)象がフットボールになる

 (4)実に不思議な世界である

4.「科学!!」

5.「趣味科学 若し星に人類が居たら」

6.「趣味の科学(第一回) 低気圧と天気豫報」

7.「科学小説 天空旅行」

8.「少年天文 四月の星座」

9.「迷信打破 中山星下りとは何か?」

の内容で、全20ページです。

(幼少の頃の伊達英太郎氏)

1.「天空征服」(月世界旅行第三回、空想小説)

2.「太陽黒点表」

3.「趣味の科学 重さの無い世界」

 (1)地球を去る十六万哩(マイル)

 (2)上も下もない世界

 (3)象がフットボールになる

 (4)実に不思議な世界である

4.科学!!

5.「趣味科学 若し星に人類が居たら」

6.「趣味の科学(第一回) 低気圧と天気豫報」

7.「科学小説 天空旅行」

8.「少年天文 四月の星座」

9.「迷信打破 中山星下りとは何か?」

*特別大懸賞について

*裏表紙

 「科学!!」を読むと、1928年当時の科学に対する信頼や憧れ、期待感がひしひしと伝わってきます。また、「天空征服」では、後年アポロ計画で実際に目にすることができた地球の出が描かれているのが印象的でした。

中村鏡とクック25cm望遠鏡

2016年3月、1943年製の15cm反射望遠鏡を購入しました。ミラーの裏面には、「Kaname Nakamura maker」のサインがありました。この日が、日本の反射鏡研磨の名人との出会いの日となりました。GFRP反射鏡筒として現代に蘇った夭折の天才の姿を、天体写真等でご紹介します。また、同時代に生きたキラ星のような天文家達を、同時期に製造されたクック25cm望遠鏡の話題と共にお送りします。

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