航空機研究号
1928年(昭和3)11月に、伊達英太郎氏(当時16歳)が発行した「科学少年」第六号(十一月特編 航空機研究号)です。通巻第四巻第五号になります。
1928年(昭和3)9,10月号は休刊でした。
11月号の目次は、
1.「長篇科学小説 天空征服(第六回)13.謎の火星」
2.「発明美談 ロバート・フルトン 第二回」
3.「航空エピソード 日本の航空機の生立ち 其の一」
4.「明日の飛行機?」
5.「飛行講座 飛行機はこうして操縦」
6.「我同胞よ奮起せよ 欧米飛行界の驚異!」
7.「飛行機問答 落下傘の開く順」
8.「面白くて有益な 電信機の作り方」
9.「天文研究 十一月の星空」
10.「十一月の編輯局」
11.「皆既月食観測会」
12.「八月号募集 大懸賞当選者発表」
の内容で、全26ページです。
(大阪市南区南炭屋町[現:大阪市中央区西心斎橋1~2丁目付近]自宅観測所の伊達英太郎氏)
1.「長篇科学小説 天空征服(第六回)13.謎の火星」(赤インクによる印刷が劣化していたため、コントラストを上げ、白黒に直しました。)
2.「発明美談 ロバート・フルトン 第二回」(赤インクによる印刷が劣化していたため、コントラストを上げ、白黒に直しました。)
3.「航空エピソード 日本の航空機の生立ち 其の一」
4.「明日の飛行機?」
5.「飛行講座 飛行機はこうして操縦」
6.「我同胞よ奮起せよ 欧米飛行界の驚異!」
7.「飛行機問答 落下傘の開く順」
8.「面白くて有益な 電信機の作り方」
9.「天文研究 十一月の星空」
10.「十一月の編輯局」
11.「皆既月食観測会」
12.「八月号募集 大懸賞当選者発表」
1.「長篇科学小説 天空征服(第六回)13.謎の火星」では、フランス人の顔をして日本語を話す火星人が登場します。20世紀初頭には、火星運河説が否定されていました。しかし、まだ火星人の存在は信じられていたのかもしれません。
今号は「航空機研究号」で、伊達英太郎氏の飛行機に対する興味関心の高さ、そして該博な知識が如実に表れています。
(参考文献)
火星運河論争,Wikipedia,2023/7/16閲覧
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